かつて藤波・長州の名勝負数え歌がピークを迎えていた頃(といっても今から20年以上前になりますが)、札幌中島体育センターで藤波とシングルで対戦予定であった長州力の入場時に長州を襲撃し、一躍テロリストとして有名になった藤原喜明。
藤原喜明のその後のブレイクをリアルタイムで見ていた自分にとって、藤原組長こそ、昭和のプロレスラーを感じさせてくれるレスラーでした。その藤原組長も昨年10月に胃がん手術を受け、胃の半分を摘出していたのです。
本来であれば、ゆっくりと療養しなければならない身なのに「ふとんの上で死にたくない」との強い決意から、12日に東京・後楽園ホールで開催された「昭和プロレス」旗揚げ戦でリング復帰を果たし、関節技限定マッチでアレクサンダー大塚から3度のギブアップを奪いました。
アントニオ猪木が用心棒として一番信用していた藤原喜明。あまり無理をせずに、体調のよいときだけ、リングでその雄姿を見せてもらえればそれで十分です。